身内に不幸があった時でもおせちを食べていい?【喪中】
喪中になると、様々なことを控えなければなりませんが、おせちはどうなのでしょうか。
やはり、食べない方が良いのでしょうか。詳しく解説していくことにしましょう。
まず、結論としては、各地域の風習や信仰している宗教にもよるため、一概に言い切ることはできないということです。
しかし、おせちは元々お祝い事で食べる料理ということから、喪中はできるだけ控えた方が賢明だと言われています。
ただし、場合によってはおせちを口にしても、問題無いことがあるようです。それは、どういった時かといいますと、49日もしくは100日が過ぎていたり、すでに法要を済ませている場合となります。
とはいえ、人によっては気分が乗らなかったり、今年は口にしたくないというケースもあることでしょう。そう言った時は、無理におせちを用意して食べる必要はありません。
また、おせちを食べる際ですが、特に口にしてはいけない食べ物など、きまりが設けられていることはないため、紅白の食材も含めていつもどおりに食べると良いでしょう
ただし、あくまでも普通の食事の一環として、おせちを食べるようにした方が良いようです。お祝いの言葉を口にしながら食べたり、豪華なお飾り楽しんだりすることは控えた方が無難でしょう。
それから、おせちと一緒に楽しむ習慣がある御屠蘇についてですが、こちらも特に厳密なきまりがあるわけではありません。しかし、気になる場合は、お昼から御屠蘇を飲むということは避けた方が良いかもしれません。
このように、身内に不幸があった時でも、おせちを食べて良いのかについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
最終的には、各家庭の判断で決まるといえそうですが、一般的な傾向としては、あまり堅く考えずにおせちを楽しむ家庭が増えているようです。
お祝い事の一環として、おせちを家族で食べるということではなく、お正月の食事の1つとして口にする分には、ほとんどの場合、問題が無いと言えそうですので、いつものおせちを家族で囲みながら、お正月を過ごしてみるもの一考です。